【不安・疑問を完全解説】地方移住・田舎暮らしをする前に解決すべき8つの不安・疑問

地方移住の不安・疑問 移住のはじめ方

地方移住して田舎暮らしをするにも、様々な不安や疑問がありますよね。

僕自身も3年程前から地方移住して滋賀県の田舎で暮らしていますが、実際に移住してみて経験した事、感じた事がたくさんありました。

今回は、このような不安や疑問について解説していきます。

この記事は、このような人によく読まれています
  • 地方移住・田舎暮らしに興味があるが分からない事が多い
  • 移住に関しての疑問や不安を解決したい
  • 地方移住・田舎暮らしで見落としてそうな問題を確認したい
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地方移住・田舎暮らしの8つの不安・疑問

地方移住・田舎暮らしの8つの不安・疑問

地方移住や田舎暮らしって、気になってはいてもなかなか行動に移すことは難しいですよね。

それは、僕自身もそうでした。

自分の人生においても大きな決断となるわけですから、悩むのはあたりまえのことで、ごく自然なことだと思います。

実際、住居の問題であったり、仕事の問題、お子様がいらっしゃる方にとっては教育施設の問題や周辺の環境と事前に知っておきたいことや考えないといけないことだらけです。

まずは、地方移住・田舎暮らしをするにあたっての不安や疑問について解説していきます。

地方への移住にかかる資金はどれくらい必要?

地方への移住にかかる資金はどれくらい必要?

移住の際にかかる費用は、大きく分けると2つです。

・移住の際にかかる費用(初期費用)

・移住後にかかる費用(生活費等)

・移住の際にかかる費用(初期費用)

平均的な相場として、50万円~150万円程度になります。

これは、引っ越し代や住居費、車をお持ちでない方は車の購入費、移住後の家具家電の購入費用等が当てはまります。

金額は、家族形態や引越し時期、車の保有有無等によって上下します。

・移住後にかかる費用(生活費等)

続いて、移住後にかかる費用です。

僕自身は、田舎で生活することで、トータルの収支は移住前より余裕が生まれました。

しかし、収入は移住前と比較して大幅に下がってしまう傾向にあり、支出面をどれだけ抑えられるかが、とても大切なポイントになってきます。

移住にかかる必要な費用については、こちらの記事で詳しく実体験と具体例を交えながら説明しています。

住まい選びのポイントや選択肢は?

住まい選びのポイントや選択肢は?

地方や田舎に移住をする際の大きなポイントとして挙げられるのが、住まい選びです。

移住後に、長く暮らしていくことを前提に考えていかなくてはならない為、慎重に検討していく必要があります。

ましてや土地勘のない地方への移住を検討する場合は、なおさら念入りなリサーチが必要となります。

ポイント
  1. 事前リサーチは慎重すぎるくらい念入りに
  2. 物件の候補は多めにピックアップ(5件~10件は候補として用意)
  3. 移住先に土地勘がない人は、現地の下見が超重要
  4. 候補地に不安がある場合は、段階的な移住もおすすめ
  5. 各自治体の支援制度もチェックしておいて損はなし

移住先の家探しのポイントは、大きく絞って5つです。

それぞれのポイントの詳細については、こちらの記事で分かりやすく説明しています。

ぜひ参考にしてみてください。

そして、家探しと同時に調べておきたいことは、各自治体での住居に関する支援制度情報です。

こちらは、各自治体のHPに詳しく記載されてますので、必ず事前にチェックしておきましょう。

地方や田舎では、仕事がないって本当?

地方や田舎では、仕事がないって本当?

地方移住して田舎で生活したいけど、仕事面が不安という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

フリーランスの方だったり、今の仕事やスキルが場所を変えても支障をきたさないような方であれば、移住しても仕事面での不安はないと思います。

しかし、当時の僕自身もそうでしたが、一般企業で働いていたり、地方からのリモートで働く環境が整っていないような人にとっては、この仕事という問題が結構大きなポイントになってきます。

では、実際のところ地方や田舎では、仕事がないのでしょうか?

結論としては、仕事は問題なくあります。

しかし、都会の仕事と地方や田舎での仕事とでは業種と選択肢の数が大きく異なってくるという点は、事前の知識として持っておいた方が良いと感じました。

都会と田舎の違い【業種・求人数】

都会と田舎で比較すると、求人数は都会の方が圧倒的に多いです。

もちろん、求人数が多い方が仕事の選択肢が増えるので、都会のメリットのひとつです。

しかし、求人倍率の観点から見ると、求人数が多い都会が必ずしも上位に入ってるわけではなく、求人数の少ない都道府県も上位に入っています。

つまり、「求人数が少ない=仕事がない」という図式は一概には成り立たないのです

また、田舎で求められる仕事、必要とされる仕事も、都会でのニーズと異なる部分があります。

この部分は、こちらの記事で詳しく解説しています。

車の利用は必須?自家用車の維持費について

車の利用は必須?自家用車の維持費について

都会と田舎暮らしの大きな違いのひとつとして挙げられるのが『車の必要性』です。

結論から言ってしまえば、田舎では車は必須アイテムです。

この車の必要性の部分が、地方移住、田舎暮らしのデメリットのひとつだと思います。

なぜなら、車保有に伴っての費用がかかるからです。

初期費用はもちろんのこと、毎月の維持費が必要になってきます。
維持費は、月で換算すると3万円~6万円程度必要(諸経費等込み)です。

都会暮らしで、車を保有されていなかった方からすれば、大きな出費になります。

リースやサブスク等、色んな選択肢の中から自分に合った形態を選ぶことが大切です。

田舎暮らしでの車の必要性や維持費については、こちらの記事で詳しく説明しています。

田舎の医療体制ってどうなの?

田舎の医療体制ってどうなの?

地方に移住するにあたって、自分が住む地域の医療体制がどれくらい整っているのかも気になるポイントになるかと思います。

まず、僕の個人的な感想としては、移住してから医療体制で不自由と感じたことや、困ったことは特にありません。

診療所や総合病院、歯医者や接骨院等にしても車で15分以内の距離には複数あるような状況ですし、お医者さんの数が不足している等の地域格差も現状感じたことはないです。

都会との違いを挙げるとすれば、車を利用しなければ通院がかなり不便だという点になります。

ただし、医療機関の数や医療レベルというところは、地域によっても差が大きいところです。

事前に、地域毎の医療状況を調べておくことが望ましいと僕は思います。

こちらの記事で、都会との違いや医療状況の調べ方等を詳しく説明していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

知っておきたい田舎の買い物事情

知っておきたい田舎の買い物事情

田舎で生活していく中での買い物事情についても知っておきたいポイントになります。

実際に、田舎に住んでみると、都会の違いに戸惑う部分もあり、ストレスを感じる部分もあります。

都会との大きな違い
  • 車なしでは不便に感じる
  • 買い物にかかる時間が長くなってしまう
田舎の買い物事情の中で工夫している点
  • ネットショッピングの活用
  • 食材宅配サービスの利用

子供の教育環境について

子供の教育環境について

お子様がいらっしゃる家庭の方は、地方や田舎の教育環境にも目を向けなければなりません。

都会と比較してみて、田舎の教育環境はどうなのか?

ここでは、地方・田舎の教育環境について触れていきたいと思います。

田舎のメリット
  • 豊かな自然に囲まれた中での子育て
  • 子育て関連の支援制度が充実している自治体がある
田舎のデメリット
  • 学習する為の教育施設の少なさ
  • 小学校・中学校と同級生の顔ぶれが同じ
  • 登下校に時間がかかる
  • クラブ活動の種目数の少なさ

田舎の教育環境にも、当然メリットとデメリットが存在します。
大切なことは、そのどちらも理解したうえで、住む場所を選択することです。

都会と田舎の教育環境については、こちらの記事で詳しく説明しています。

田舎は近所付き合い等の人間関係が大変?

田舎は近所付き合い等の人間関係が大変?

都会と違って田舎は人間関係が大変そう

こんなイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。

都会と田舎の人間関係の違い
  • 田舎ならではの近所付き合い
  • 地域行事が多い
  • コミュニティの狭さ

都会と田舎では、このような違いがあります。

この「違い」を踏まえたうえで、それぞれがどう感じるか、どう捉えるかで、田舎の人間関係における印象が大きく変わってきます。

まとめ

まとめ

それでは、今回の記事についてまとめていきます。

詳細が気になる方、忘れてしまった方は、各説明箇所に戻って確認してみてください。

1.地方への移住にかかる資金はどれくらい必要?

・移住の際にかかる費用は、人によっては100万円を超える可能性も十分にある

・移住する際にかかる費用は事前にしっかり試算しましょう

・移住後にかかる費用は移住前よりも抑えやすいが、収入面も減る傾向が強いので注意

・転職を考えている方は、収入面と支出面のバランスも事前にある程度計算しましょう

・移住前の生活水準は一旦リセットして、支出を抑える努力は必要です

2.住まい選びのポイントや選択肢は?

・事前リサーチは慎重すぎるくらい念入りに

・物件の候補は多めにピックアップ(5件~10件は候補として用意)

・移住先に土地勘がない人は、現地の下見が超重要

・候補地に不安がある場合は、段階的な移住もおすすめ

・各自治体の支援制度もチェックしておいて損はなし

3.地方や田舎では、仕事がないって本当?

・地方や田舎でも仕事は問題なくある

・都会と田舎との違いは、仕事の「ニーズ」と「求人数」

・移住前に、必ず移住先の求人状況をリサーチしましょう

4.車の利用は必須?自家用車の維持費について

・都会以外の暮らしでは、車の利用は必須

・車の維持費は、月で換算すると3万円~6万円程度必要(諸経費等込み)

・リースやサブスク等、色んな選択肢の中から自分に合った形態を選びましょう

5.田舎の医療体制ってどうなの?

・地域差が非常に大きい為、予め地域状況を確認のうえ移住を計画しましょう

・車なしでの通院は労力が大きい為、車の利用が必要になってくる

6.知っておきたい田舎の買い物事情

・車なしでは不便に感じることが多い

・移動時間も合わせると、買い物にかかる時間が長くなってしまう

・ネットショッピングや食材宅配サービスの利用も検討してみましょう

7.子供の教育環境について(都会と田舎の違い)

・学習する為の教育施設の少ない

・小学校・中学校と同級生の顔ぶれが同じ

・登下校に時間がかかる

・クラブ活動の種目数の少ない

・田舎の教育環境のメリットとデメリットを事前に理解することが大切

8.田舎は近所付き合い等の人間関係が大変?

・田舎ならではの近所付き合いがある

・地域行事は、田舎になればなるほど多い傾向がみられる

・都会と比べると、周りから話しかけられる回数が多くなりやすい


地方移住・田舎暮らしに対しての疑問や不安点について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?

「田舎に住んでみたい!」と思われましたか?

それとも、「田舎暮らし面倒臭そう」と思われましたか?

感じ方は、人それぞれですが、僕自身は地方移住して田舎での生活にはかなり満足しています。

文章での説明では、なかなか伝わりにくいかもしれませんが、慌ただしかった都会の生活と比べて、時間がゆっくり過ぎていくような感覚になります。

移住といっても住む場所は様々で、本当に田んぼしかないような「ど田舎」もあれば、都会ほどではないものの交通機関や商業施設も発達している市街地もあります。

それぞれの家族形態や生活スタイル、これからの生活イメージに合わせて、それぞれに合った場所を選択できるのも地方移住の楽しさのひとつだと感じます。

この記事が、みなさんのこれからの楽しい暮らしの参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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